等煕(読み)とうき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「等煕」の解説

等煕 とうき

1396-1462 室町時代の僧。
応永3年11月生まれ。万里小路嗣房(までのこうじ-つぐふさ)の子。京都清浄華院(しょうじょうけいん)の定玄(じょうげん)にまなび,同院をつぐ。称光天皇の病気を祈祷(きとう)でなおしたことから,後小松上皇や将軍足利義持(よしもち)らの帰依(きえ)をうけ,浄土宗一条派の全盛時代をきずく。浄土宗ではじめて国師号(仏立慧照国師)をおくられた。寛正(かんしょう)3年6月11日死去。67歳。字(あざな)は僧任。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android