デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小笠原持長」の解説
小笠原持長(2) おがさわら-もちなが
応永3年6月22日生まれ。小笠原長将(ながまさ)の子。叔父小笠原政康の没後,信濃(しなの)守護職(しき)をついだその子宗康と家督をあらそい,文安3年宗康を討つ。一時信濃守護となったが,幕府が宗康の弟光康の家督相続をみとめたため,以後小笠原家は分裂抗争がつづいた。寛正(かんしょう)3年6月15日死去。67歳。
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
…武家諸礼式,弓馬礼法の一流。小笠原氏の弓馬礼式に関して,従来の通説では,《寛政重修諸家譜》や《続群書類従》に収める〈小笠原系図〉の所説によって,鎌倉初期に清和源氏の末小笠原長清が,源頼朝・頼家に弓馬の秘法を伝授し,また長清5代の末貞宗は後醍醐天皇に《修身論》を献じ,その子政長が足利尊氏の師となり,以来,信濃守護小笠原家は長基が義満の師範,政康が義教の師範,持長が義政の師範を務めるなど,歴代将軍の弓馬師範となったとされている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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