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筋の変異 きんのへんい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

筋の変異
きんのへんい

退化,欠如重複筋腹分裂,起始や停止の増減,他の筋との融合,過剰,分節構成の変化などによって通常と異なる筋 (筋の破格) のうち,単なる奇形は別として,系統発生的に古い型を示すものや,ヒトの進化過程での前進的な型を示すものなどを総称して筋の変異という。腹直筋数個の筋腹に分れるが,その数は日本人で3個5%,4個 55%,5個 40%,6個1%と変異する。人種的にも差異があり,たとえば長掌筋の欠如は日本人 3.9%,白人 15.7%,項横筋の出現率は日本人 48%,白人 41%,黒人 56%である。機能的には類似した働きを示す協力筋が補うためにあまり意義はない。

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