筍生活(読み)タケノコセイカツ

精選版 日本国語大辞典 「筍生活」の意味・読み・例文・類語

たけのこ‐せいかつ‥セイクヮツ【筍生活】

  1. 〘 名詞 〙 筍の皮を一枚ずつ剥ぐように、家計困難のために衣類やその他持物を少しずつ売って生活費とし、ようやく食いつないでいるくらし。特に、第二次世界大戦直後の窮乏生活の状態をいう。たけのこ。
    1. [初出の実例]「竹の子生活のことを、彼はまだ切実には知らない」(出典:帰郷(1948)〈大仏次郎〉過去)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む