筒ヶ嶽城跡(読み)つつがだけじようあと

日本歴史地名大系 「筒ヶ嶽城跡」の解説

筒ヶ嶽城跡
つつがだけじようあと

[現在地名]荒尾市府本 小代

荒尾市と玉名たまな市をまたぐ小岱しようだい山系の最高峰筒ヶ岳(五〇一・四メートル)とその尾根に築かれた中世山城。山頂部分の長方形の平坦地(二五×一七メートル)には現在しろ権現社が祀られているが、城床しろどこともよばれ、本丸の跡という。本丸の西側斜面部には、自然石を積上げた石塁(高さ一・五メートル、長さ二五メートル)が観察される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android