日本歴史地名大系 「筒ヶ嶽城跡」の解説 筒ヶ嶽城跡つつがだけじようあと 熊本県:荒尾市府本村筒ヶ嶽城跡[現在地名]荒尾市府本 小代荒尾市と玉名(たまな)市をまたぐ小岱(しようだい)山系の最高峰筒ヶ岳(五〇一・四メートル)とその尾根に築かれた中世の山城。山頂部分の長方形の平坦地(二五×一七メートル)には現在城(しろ)権現社が祀られているが、城床(しろどこ)ともよばれ、本丸の跡という。本丸の西側斜面部には、自然石を積上げた石塁(高さ一・五メートル、長さ二五メートル)が観察される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報