管区(読み)カンク

精選版 日本国語大辞典 「管区」の意味・読み・例文・類語

かん‐くクヮン‥【管区】

  1. 〘 名詞 〙 管轄をする区域。
    1. [初出の実例]「現制の師団は編成以外に定制として管区を有つ」(出典:現行法律語の史的考察(1930)〈渡部万蔵〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「管区」の意味・わかりやすい解説

管区
かんく
provincia; province

カトリック教会の行政単位で,いくつかの司教区集合。当初ローマ帝国の属州と等しかったところからプロビンキアの名をもつ。また大修道会はいくつかの修道院を結合して構成する管区をもっている。現在では通常後者の意味で用いられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の管区の言及

【教区】より

…これらの主教区は,さらに二つの大主教,すなわちカンタベリーとヨークの大主教に分属している。大主教の管轄区域を管区provinceと呼ぶ。宗教改革と19世紀の諸改革によって,イギリスの教会組織の手直しが行われたが,基本的な枠組みは,ローマ教皇の下にある西方教会のそれと異ならない。…

※「管区」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む