箱入り(読み)ハコイリ

デジタル大辞泉 「箱入り」の意味・読み・例文・類語

はこ‐いり【箱入り】

箱に入れてあること。また、箱に入っているもの。「箱入りチョコレート
大切にしまっておくこと。また、大切にしているもの。「箱入りのひとり息子」
「この練れた―の思案を聞いて手本にせよ」〈浮・曲三味線・四〉
箱入り娘」の略。
とっておきで得意とすること。また、そのような芸や技。十八番おはこ
「―の芸に山崎与次兵衛の奴を浅尾為十郎が身ぶり物真似で」〈浮・銀持気質〉
[類語](1詰め合わせ/(2秘蔵珍蔵私蔵死蔵蔵する取って置き愛蔵虎の子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android