節の旗(読み)セチノハタ

関連語 みそぎ 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「節の旗」の意味・読み・例文・類語

せち【節】 の 旗(はた)

  1. 竿の頂に、牛の黒毛の尾、または墨染めの苧(お)をたばねて結びたらしたもの。即位式大嘗会の禊(みそぎ)行幸などの儀式に用いる旗。大頭(おおがしら)節下(せちげ)の旗。節旗(せっき)。節幡(せつばん)。せち。
    1. [初出の実例]「建礼門前南去十余丈立節旗標、南去一丈立大臣標」(出典貞観儀式(872)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android