篠崎彦十郎(読み)しのざき ひこじゅうろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「篠崎彦十郎」の解説

篠崎彦十郎 しのざき-ひこじゅうろう

1826-1868* 幕末武士
文政9年生まれ。薩摩(さつま)鹿児島藩士。物頭格をへて,江戸藩邸留守居となる。慶応3年西郷隆盛の命をうけた益満休之助(ますみつ-きゅうのすけ)らが浪士をあつめて幕府側を挑発江戸取り締まりの鶴岡藩兵を主力とする幕府軍に江戸藩邸を砲撃され,慶応3年12月25日戦死。42歳。本姓名越。名は仲苗。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android