米国とイラン

共同通信ニュース用語解説 「米国とイラン」の解説

米国とイラン

1979年のイラン革命の翌80年に断交して以降、敵対関係が続く。特に79年11月、イラン革命で国を追われた元国王を受け入れた米国に怒った学生らがテヘランの米大使館を占拠、外交官らを人質に取った事件が米国人の対イラン感情を悪化させた。

米国は84年にイランをテロ支援国家に指定。2002年にブッシュ政権がイランを「悪の枢軸」と非難し、その後イランの核開発疑惑が発覚した。09年に登場したオバマ政権はイランのロウハニ政権と協議を進め、15年に核開発制限と制裁解除をセットにした核合意を成立させるが、トランプ大統領が18年に合意を離脱し制裁を再開した。

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