日本歴史地名大系 「米子新田」の解説 米子新田よねこしんでん 新潟県：北蒲原郡紫雲寺町米子新田[現在地名]紫雲寺町米子旧紫雲寺潟西縁、宮吉（みやよし）新田の南に位置し、集落は北陸道沿いにある。享保二〇年（一七三五）初検地の紫雲寺潟新田の一村で、信濃国高井（たかい）郡米子（よなこ）村（現長野県須坂市）出身の開発願人竹前権兵衛の請地であった。村名は初め「よなこ」とよんだが、後「よねこ」に転訛したという。竹前氏は紫雲寺潟新田開発の功により、三〇〇町・四ヵ村（米子・中島両新田、現中条町の竹島・苔ノ実両新田）を下賜され、苗字御免の庄屋として六代にわたって村政に当たったが、村内には同氏の居宅のほか、新田四一ヵ村（後に四二ヵ村）の会所も置かれた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
