米川敏子(初代)(読み)よねかわ としこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「米川敏子(初代)」の解説

米川敏子(初代) よねかわ-としこ

1913-2005 昭和-平成時代の地歌・箏曲(そうきょく)家。
大正2年2月2日生まれ。米川琴翁長女。父に生田流の箏と三弦を,平岡次郎に作曲をまなぶ。昭和23年独立して麗調会を主宰,57年父の創立した研箏会と合併し3代家元となる。作品に「千鳥と遊ぶ智恵子」「苔水」などがある。平成8年人間国宝。14年芸術院賞。15年文化功労者。平成17年12月13日死去。92歳。兵庫県出身。牛込高女卒。本名は江藤敏子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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