米来神社(読み)めきじんじや

日本歴史地名大系 「米来神社」の解説

米来神社
めきじんじや

[現在地名]久世町目木 宮

旧郷社。祭神は大己貴命・仲哀天皇・応神天皇・神功皇后で、相殿に韓神・素戔嗚命などを祀る。また境内社の祖霊みたま神社には中世当地方の豪族であった福島・有元・牧・二宗の四家の祖霊を祀っている。美和みわ郷の総社とされる。「作陽誌」に惣社と記され、九月一五日の祭には、当地の八幡宮樫村東谷の守宗かしむらひがしだにのもりむね神社(現守吉神社)二座、余野下よのしも村の大津おおつ神社、当社の神輿小童谷ひじや参集、のち当社で合同祭礼が行われた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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