米田宗堅(読み)こめだ そうけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「米田宗堅」の解説

米田宗堅 こめだ-そうけん

1526-1590 戦国-織豊時代の武士
大永(たいえい)6年生まれ。将軍足利義輝につかえる。永禄(えいろく)8年義輝が松永久秀に殺されると,奈良に幽閉されたその弟の一乗院覚慶(足利義昭(よしあき))を細川幽斎とともにすくいだし,11年織田信長の助力で将軍に擁立。のち義昭と不和になり,幽斎家臣となった。天正(てんしょう)18年死去。65歳。名は求政。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android