米穀配給制度(読み)べいこくはいきゅうせいど

百科事典マイペディア 「米穀配給制度」の意味・わかりやすい解説

米穀配給制度【べいこくはいきゅうせいど】

供出制度によって政府が集荷した米穀を食糧営団(1947年以後食糧配給公団)の手で通帳制(米穀通帳)で消費者に配給する制度として発足。1941年4月に始まり翌年食糧管理法により整備。戦中戦後の食糧不足対策であったが,米穀市場好転とともに1951年食糧配給公団は廃止され,登録された米穀配給業者(卸売小売)を通じて消費者に配給されている。1969年から政府の手を経由しない自主流通米も導入された。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む