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「米穀配給制度」の意味・わかりやすい解説
米穀配給制度【べいこくはいきゅうせいど】
供出制度によって政府が集荷した米穀を食糧営団(1947年以後食糧配給公団)の手で通帳制(米穀通帳)で消費者に配給する制度として発足。1941年4月に始まり翌年の食糧管理法により整備。戦中戦後の食糧不足対策であったが,米穀市場の好転とともに1951年食糧配給公団は廃止され,登録された米穀配給業者(卸売・小売)を通じて消費者に配給されている。1969年から政府の手を経由しない自主流通米も導入された。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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