好転(読み)コウテン

デジタル大辞泉 「好転」の意味・読み・例文・類語

こう‐てん〔カウ‐〕【好転】

[名](スル)状況がよい方へ向かうこと。「時局好転する」⇔悪化
[類語]向上上り調子進歩進む伸びる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「好転」の意味・読み・例文・類語

こう‐てんカウ‥【好転】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 情勢がよい方へ向かうこと。
    1. [初出の実例]「時局は、日本に好転(コウテン)をして」(出典:まんだん読本(1932)勇敢に弱き支那兵〈西村楽天〉)
    2. 「戦局必ずしも好転せず」(出典:停戦の詔書‐昭和二〇年(1945)八月一四日)
  3. 沈滞していた市場人気活況を呈して相場が上がり気味になること。

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