米饅頭(読み)ヨネマンジュウ

デジタル大辞泉 「米饅頭」の意味・読み・例文・類語

よね‐まんじゅう〔‐マンヂユウ〕【米×頭】

米粉で作った皮に小豆あんを包んだ饅頭。浅草聖天金竜山の麓屋・鶴屋に始まるといい、名の由来は、よねという娘が考案したからとも、米粉を使ったからともいう。

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精選版 日本国語大辞典 「米饅頭」の意味・読み・例文・類語

よね‐まんじゅう‥マンヂュウ【米饅頭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 饅頭の一つ。皮を米の粉で作ったところからいう。江戸浅草金龍山の「ふもとや」「鶴屋」、武蔵国川崎宿(川崎市)の川崎大師そば茶屋「万年屋」などの名物
    1. 米饅頭<b>①</b>〈骨董集〉
      米饅頭骨董集
    2. [初出の実例]「金龍山の千代がせしよね饅頭」(出典:国町の沙汰(1674))
  3. 女陰。

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