粉わさび(読み)こなわさび

日本大百科全書(ニッポニカ) 「粉わさび」の意味・わかりやすい解説

粉わさび
こなわさび

本来アブラナ科の日本特産のワサビの根を乾燥して粉末にしたものをいう。最近は、これにホースラディッシュセイヨウワサビ)の粉末、またはクロロフィル葉緑素)、デンプン、西洋からしなどを混合したものが多くなっている。辛味主成分アリルイソチオシアネートで、マスタードの辛味と同じである。

[齋藤 浩]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「粉わさび」の解説

粉わさび

 ワサビの根茎を乾燥し粉砕したもの.水で練ってスパイスとする.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android