粉壁(読み)ふんぺき

精選版 日本国語大辞典 「粉壁」の意味・読み・例文・類語

ふん‐ぺき【粉壁】

  1. 〘 名詞 〙 白い壁。しらかべ
    1. [初出の実例]「後庭粉壁三更暁、上苑花樹一夜然」(出典:文華秀麗集(818)下・奉和翫春雪〈藤原冬嗣〉)
    2. [その他の文献]〔庾信‐燈賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「粉壁」の読み・字形・画数・意味

【粉壁】ふんぺき

胡粉(ごふん)を塗った壁。白壁。宋・軾〔趙令晏の崔白の大図幅、径三丈〕詩 畫堂壁、雲(ひるがへ)り 十里江天、處無し

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