粉蜱(読み)コナダニ

デジタル大辞泉 「粉蜱」の意味・読み・例文・類語

こな‐だに【粉×蜱】

コナダニ科のダニ総称体長0.2~0.7ミリ、半透明乳白色小麦粉・チーズなどを食害し、畳床にも発生ケナガコナダニなど。

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精選版 日本国語大辞典 「粉蜱」の意味・読み・例文・類語

こな‐だに【粉蜱】

  1. 〘 名詞 〙 クモ形綱ダニ目コナダニ科に属する微小なダニの総称。体長は雌で〇・四~〇・八ミリメートル、雄は雌よりもやや小さい。体は卵形で柔らかく、乳白色。砂糖、みそ、小麦粉、煮干しなど各種の食品につき、特に暖かくて湿気の多い台所の食器棚などで、梅雨明け初秋に発生する。コナダニのついた食品は質が落ちるが熱を通せば安全。たたみにも大発生することがあるが吸血性はない。日本には、約二〇種が分布する。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「粉蜱」の解説

粉蜱 (コナダニ)

動物。コナダニ上科のダニの総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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