20世紀日本人名事典 「粟田万喜三」の解説 粟田 万喜三アワタ マキゾウ 昭和期の石匠(穴太衆) 生年明治44(1911)年 没年平成1(1989)年9月11日 出生地滋賀県大津市 主な受賞名〔年〕黄綬褒章,吉川英治文化賞(第17回)〔昭和58年〕 経歴代々石工の阿波屋喜兵衛13代目。穴太(あのう)衆の伝統芸術を継承し城郭や寺院などの石垣積みの第一人者。善光寺の石垣を新作。和歌山城、篠山城、竹田城、名古屋城、村上城、彦根城、安土城の石垣など千数百件を修復した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「粟田万喜三」の解説 粟田万喜三 あわた-まきぞう 1911-1989 昭和時代の石積み技術者。明治44年2月1日生まれ。父弥吉から自然石をつみあげて石垣をきずく穴太衆(あのうしゅう)積みの技術をまなぶ。延暦寺書院をはじめ,安土城,彦根城,和歌山城,園城寺など数多くの石垣修復をおこなった。昭和58年吉川英治文化賞。平成元年9月11日死去。78歳。滋賀県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by