デジタル大辞泉
「糊着」の意味・読み・例文・類語
こ‐ちゃく【×糊着】
[名](スル)
1 糊でつけること。また、糊でつけたようにぴったりとつくこと。
「自分の目の表面に―したもの」〈寅彦・物理学と感覚〉
2 ある物事にとらわれて離れられないこと。固執すること。「伝統に糊着する」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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こ‐ちゃく【糊着・糊著】
- 〘 名詞 〙
- ① 糊で固く着けること。糊で着けたようにぴったりと着くこと。
- [初出の実例]「眼界にある物象は凡て自分の眼の表面に糊着したものとしか思へなかったさうである」(出典:物理学と感覚(1917)〈寺田寅彦〉)
- ② 固執して離れないこと。固着。
- [初出の実例]「徒(いたずら)に旧習(ふるきならひ)に糊著(コチャク)し」(出典:新聞雑誌‐一号・明治四年(1871)五月)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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