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固着 コチャク

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デジタル大辞泉の解説

こ‐ちゃく【固着】

[名](スル)
他のものにしっかりくっつくこと。「接着剤で棚板を壁に固着させる」
同じ所にとどまって、そのままの状態で定着すること。「先祖代々の土地に固着する」
精神分析用語。発達の過程で、リビドーが、過度の満足あるいは不満足などによって、口唇など特定の段階にとどまること。

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世界大百科事典 第2版の解説

こちゃく【固着 fixation】

S.フロイトの基本概念の一つ。後年になっても,リビドー発達の早期の諸段階(口唇期,肛門期,男根期)に過剰な精神エネルギー(リビドーと攻撃性)が付与されたままになっている状態。したがってその段階に特有な本能衝動のあり方,その充足方法,防衛機制がその後も存続することになる。固着をきたす原因としては,体質的要因,欲求不満あるいは過度の満足,欲求不満と過度の満足の混交が考えられる。このような固着を示している人物は,内外の困難な状況に出会うと固着点にまで退行する。

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大辞林 第三版の解説

こちゃく【固着】

( 名 ) スル
物が他の物にしっかりとくっつくこと。 「船底に貝が-する」 「 -剤」
〘心〙 精神分析で、発達の途上で行動様式や精神的エネルギーの対象が固定され、それ以後の発達がさまたげられること。

出典|三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

固着
こちゃく

固定」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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