糠蝦(読み)ヌカエビ

精選版 日本国語大辞典 「糠蝦」の意味・読み・例文・類語

ぬか‐えび【糠蝦】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あみ(醤蝦)」の異名
    1. [初出の実例]「Nucayebi(ヌカエビ)〈訳〉えびの一種」(出典日葡辞書(1603‐04))
  3. ヌマエビ科の小形のエビ。体長二~三センチメートル。体は黒褐色または緑褐色で体の背面に幅の広い一本の黄褐色の線がある。額の中央から出ている角には上縁に四~二〇棘、下縁に一~六棘が並ぶ。本州中部から東北地方にかけて分布し、河川湖沼にすむ。一年中漁獲し、干しエビなどに加工する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「糠蝦」の解説

糠蝦 (ヌカエビ)

学名Paratya compressa improvisa
動物。ヌマエビ科のエビ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android