糸毫(読み)シゴウ

デジタル大辞泉 「糸毫」の意味・読み・例文・類語

し‐ごう〔‐ガウ〕【糸×毫】

ごくわずかなこと。
一人身体、―の分子いえども」〈中村訳・西国立志編

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精選版 日本国語大辞典 「糸毫」の意味・読み・例文・類語

し‐ごう‥ガウ【糸毫・絲毫】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「毫」は細い毛の意 ) きわめてわずかなこと。
    1. [初出の実例]「さらに絲毫の遺漏あらざるなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)阿羅漢)
    2. [その他の文献]〔顔氏家訓‐省事〕

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普及版 字通 「糸毫」の読み・字形・画数・意味

【糸毫】しごう(がう)

ごくわずか。唐・韓河南の令と為り、留守相公(余慶)に上(たてまつ)る啓〕す。、相の官屬と爲ること五年、知らるることを辱(かたじけ)なくし、愛せらるることを辱くす。伏して念ふに、曾(かつ)て絲毫の事も報答の效を爲すこと無し。

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