遺漏(読み)イロウ

デジタル大辞泉 「遺漏」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「遺漏」の意味・読み・例文・類語

い‐ろうヰ‥【遺漏】

  1. 〘 名詞 〙 行為仕事に、もれや落ちがあること。また、そのもの。脱漏。手落ち。
    1. [初出の実例]「任筆註緝。遺漏幾許个中、若加切瑳之功者、向後蓋資准的之要耶」(出典連理秘抄(1349))
    2. 「或は伝聞によるが故に、遺漏(イロウ)も多く」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)拾遺)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐楊秉伝〕

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普及版 字通 「遺漏」の読み・字形・画数・意味

【遺漏】い(ゐ)ろう

手落ち。〔晋書、陶侃伝〕日膝を斂(をさ)めて坐し、~千端、ること罔(な)し。の書、手答せざる(な)し。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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