紀州流(読み)キシュウリュウ

デジタル大辞泉 「紀州流」の意味・読み・例文・類語

きしゅう‐りゅう〔キシウリウ〕【紀州流】

紀州で伝わり発達した泳法岩倉流小池流能島のじま流など。紀州伝

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紀州流」の意味・読み・例文・類語

きしゅう‐りゅう キシウリウ【紀州流】

〘名〙
水泳流派一つ。足だけで泳ぐのが特徴。特に紀州藩で行なわれた。紀州伝。
江戸時代、備前流(関東流)に対する用水土木技術の一つ。紀州地方の一流派であったが、八代将軍吉宗のとき井沢彌惣兵衛によって幕府工法に持ちこまれた。
地方凡例録(1794)九「紀州流・関東流迚、圦樋と仕立かた道具遣方名目等少々違有」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android