紀左衛門新田(読み)きざえもんしんでん

日本歴史地名大系 「紀左衛門新田」の解説

紀左衛門新田
きざえもんしんでん

[現在地名]南区一条いちじよう町・二条にじよう町・三条さんじよう町・四条しじよう町・南陽なんよう通・紀左きざもん

道徳前どうとくまえ新田の北にあり、西は七里しちり(現熱田区)海路。田は九町一畝余、畑は三町五畝余。宝暦四年(一七五四)熱田の土豪加藤紀左衛門により開発され、安永四年(一七七五)高成(徇行記)。近年、新田の西の堤防ほぼ中央から堤防用の杭を出土した。堤防の跡も残っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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