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紀角宿禰 きのつののすくね

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朝日日本歴史人物事典の解説

紀角宿禰

古代,外交で活躍した紀氏の祖といわれる人物。武内宿禰の子とされるが,実在は疑わしい『日本書紀』応神天皇の巻によれば,応神3年,百済の辰斯王がわが国に無礼をはたらいたときに,木【G7EDF/つく】宿禰らと共に派遣され辰斯王を殺して,阿花王を立てたという。仁徳天皇の時代にも百済に派遣され,国郡の境界を定めたり郷土の産物を記録し,このときもまた,百済の人の無礼を咎めたりしている。紀氏の一族は,古くから木材の産地であった紀伊を本拠とし,雄略天皇から欽明天皇の時代あたりにかけて,その良材を駆使して外航用の船を造って朝鮮遠征などで活躍したらしい。そのような紀氏にふさわしい伝説的な勇者。

(西條勉)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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