紅日陰蝶(読み)ベニヒカゲ

デジタル大辞泉 「紅日陰蝶」の意味・読み・例文・類語

べに‐ひかげ【紅日蝶】

ジャノメチョウ科の昆虫はね開張約4.5センチ。翅は黒褐色で、前翅数字の8のような橙紅色の紋がある。本州中部以北の高山北海道草原でみられ、幼虫食草はスゲ類。

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精選版 日本国語大辞典 「紅日陰蝶」の意味・読み・例文・類語

べに‐ひかげ【紅日陰蝶】

  1. 〘 名詞 〙 ジャノメチョウ科のチョウ。はねの開張は四・五センチメートルぐらい。はねは黒褐色で、外方に三個の眼状紋を含む幅広い橙黄色の帯がある。七~八月ごろ北海道の低山地と本州の高山帯の草原に現われる。幼虫はヒメカンスゲホンモンジスゲなどを食べる。国外では、千島サハリン朝鮮半島に分布する。〔日本昆虫学(1898)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「紅日陰蝶」の解説

紅日陰蝶 (ベニヒカゲ)

学名Erebia niphonica
動物。ジャノメチョウ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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