紅樹(読み)コウジュ

デジタル大辞泉 「紅樹」の意味・読み・例文・類語

こう‐じゅ【紅樹】

紅葉した樹木。もみじ。紅葉。 秋》
赤い花の咲いている樹木。
オヒルギなど、ヒルギ科常緑樹マングローブの構成種。

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精選版 日本国語大辞典 「紅樹」の意味・読み・例文・類語

こう‐じゅ【紅樹】

〘名〙
① 紅葉した樹木。もみじ。紅葉。《季・秋》
菅家文草(900頃)一・秋日山行二十韻「白雲何澗口、紅樹幾巖腰」
② 春、赤い花が咲いている樹木。花の盛りの樹木。
※雑言奉和(10C初か)奉和聖製江上落花詞〈紀御依〉「紅樹千条一段発。儵忽飄零樹与叢」
③ オヒルギ、メヒルギなどマングローブを形成する常緑樹の総称
④ 陰暦九月の異称
※俳諧・誹諧通俗志(1716)時令「季秋 紅樹 菊月 玄月

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動植物名よみかた辞典 普及版 「紅樹」の解説

紅樹 (オヒルギ)

学名Bruguiera gymnorrhiza
植物。ヒルギ科の常緑高木

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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