紅猿子(読み)ベニマシコ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「紅猿子」の意味・読み・例文・類語

べに‐ましこ【紅猿子】

  1. 〘 名詞 〙 アトリ科の小鳥。全長約一五センチメートル。雄の背面は褐色に黒色縦斑があり、顔・胸・腹は濃い赤色を帯びる。雌は雄の赤色部が灰褐色を呈する。低木林に小群ですみ、美しい声で鳴く。東アジア北部に分布し、日本では北海道と下北半島で繁殖し、冬は本州で過ごす。《 季語・秋 》 〔生物学語彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「紅猿子」の解説

紅猿子 (ベニマシコ)

学名Uragus sibiricus
動物。アトリ科の鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む