精選版 日本国語大辞典 「紅葉豆腐」の意味・読み・例文・類語 もみじ‐どうふもみぢ‥【紅葉豆腐】 〘 名詞 〙① 紅葉の葉の型をおした豆腐。[初出の実例]「桜にあらぬさくらごんにゃく、予たはぶれに曰、彼は紅葉豆腐に増れるといはんか」(出典:俳諧・常盤屋の句合(1680)六番)② 豆腐料理の一つ。豆腐に刻んだ唐辛子や生薑(しょうが)をすり混ぜ、揚げたもの。〔豆腐百珍続編(1783)〕 こうよう‐どうふコウエフ‥【紅葉豆腐】 〘 名詞 〙 江戸時代、和泉国(大阪府)堺の名物の豆腐。上にもみじの形をしるしたもの。のちに江戸でも売られた。〔堺鑑(1684)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例