生薑(読み)ショウガ

デジタル大辞泉 「生薑」の意味・読み・例文・類語

しょう‐が〔シヤウ‐〕【生×薑/生×姜/×薑】

ショウガ科の多年草。地下茎は辛味香気とがあり、食用香辛料にする。茎は高さ30~60センチで笹のような葉を左右2列に出す。暖地では夏から秋にかけて花茎を伸ばし、紫色の地に黄色の斑点のある花を開くが、日本ではあまり咲かない。また漢方では生姜しょうきょうといい、発汗健胃薬とする。はじかみ。くれのはじかみ。つちはじかみ。 秋》朝川の―を洗ふ匂かな/子規
根茎の形が握った手に似ているところからか》けちな人。
「お前のやうなあたじけねえ人を―と申します」〈滑・浮世風呂・四〉

しょう‐きょう〔シヤウキヤウ〕【生×薑/生×姜】

ショウガの根茎。漢方で健胃鎮嘔ちんおう発汗剤などに用いる。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「生薑」の解説

生薑 (ショウガ)

学名Zingiber officinale
植物。ショウガ科の多年草,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「生薑」の意味・わかりやすい解説

生薑
しょうきょう

ショウガ

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