紅蓮地獄(読み)グレンジゴク

デジタル大辞泉 「紅蓮地獄」の意味・読み・例文・類語

ぐれん‐じごく〔‐ヂゴク〕【×蓮地獄】

仏語八寒地獄の第七(鉢特摩はどま)。ここに落ちた者は、寒さのために皮膚が破れて血が流れ、紅色の蓮の花のようになるという。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紅蓮地獄」の意味・読み・例文・類語

ぐれん‐じごく‥ヂゴク【紅蓮地獄】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。八寒地獄の第七、すなわち鉢特摩([梵語] padma紅蓮」と訳す)。ここに落ちた者は、寒さのために身体の皮、肉が破れて紅蓮華のようになるとされるところから、この名がある。ぐれん。ぐれんげ。
    1. [初出の実例]「遂に死して紅蓮地獄(ぐれんぢごく)に堕(おち)ぬ」(出典今昔物語集(1120頃か)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む