納沙布岬灯台(読み)のさつぷみさきとうだい

日本歴史地名大系 「納沙布岬灯台」の解説

納沙布岬灯台
のさつぷみさきとうだい

[現在地名]根室市納沙布

納沙布岬にある西洋式灯台。明治三年(一八七〇)開拓使根室出張所判官松本十郎が標木を設置。日本の灯台の父とされるイギリス人R・H・ブラントンの設計により、同五年七月完成し点灯された。同一〇年には木造六角形で高さ一三メートルの灯台となる。光源灯油のランプ方式で白色頂点に直径一・八メートルの円形籠が備えられ、灯火は六海里に達した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「納沙布岬灯台」の解説

納沙布岬灯台

北海道根室市にある灯台。初点灯は1872年。高さは13.5m。日本の本土最東端に位置する。「日本の灯台50選」のひとつ

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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