純理派(読み)じゅんりは(その他表記)Doctrinaires

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「純理派」の意味・わかりやすい解説

純理派
じゅんりは
Doctrinaires

フランス,王政復古期の政治思想家の小グループ。その中心的メンバーは P.ロアイエ=コラール,F.ギゾー,H.セーズら立憲王党派の理論家で,その理論的内容は,ロアイエ=コラールによれば,国家権力根源人民にも王にも求めず,王と国民合意の結果である「憲章」によって構成された主権なかに求めるものであった。またギゾーは主権は理性そのものであるとし,その指導的にない手はブルジョアジーであり,社会に散在する理性や倫理規範の明確化を目標としなければならないと説いた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の純理派の言及

【ドクトリネール】より

…フランスの王政復古から七月革命にかけて活躍した穏健な立憲王党派の指導者らに与えられた呼称。純理派などと訳す。呼称の由来はさだかでないが,一説にこの小党派の指導的理論家ロアイエ・コラールの巧みな弁舌を揶揄(やゆ)してある時論家がドクトリネール(〈空論家〉の意)と呼んだことに由来するという。…

※「純理派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む