紙塑(読み)シソ

デジタル大辞泉 「紙塑」の意味・読み・例文・類語

し‐そ【紙塑】

粘土に古新聞紙などをまぜて練ったものでこしらえた人形や壺。絵の具彩色したり、色紙などを貼ったりして仕上げる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紙塑」の意味・読み・例文・類語

し‐そ【紙塑】

  1. 〘 名詞 〙 人形や壺などの製作方法一つ。新聞紙を水に戻して擂鉢ですり、生麩糊(しょうふのり)、粘土を加えたもので作る。また、その方法で作った人形や壺など。
    1. [初出の実例]「この方法を紙塑(シソ)とよぶことも二人は初めて知った」(出典面影(1969)〈芝木好子〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android