精選版 日本国語大辞典 「素車」の意味・読み・例文・類語 そ‐しゃ【素車】 〘名〙 彩色しない白木づくりの車。喪のときに使う。※菅家文草(900頃)四・哭翰林学士「被レ拘二卑守一横二蒼海一 不レ及二高呼一走二素車一」※太平記(14C後)九「天子の璽符を頸に懸け、白馬素車(ソシャ)に乗って」 〔後漢書‐范式伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通 「素車」の読み・字形・画数・意味 【素車】そしや 飾りのない車。凶事に用いる。〔史記、高祖紀〕秦王子嬰(えい)、素車白馬、頸(くび)に係(か)くるに組を以てし、皇の璽(じ)・符・を封じ、(しだう)の旁(かたは)らにる。字通「素」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報