精選版 日本国語大辞典 「紫綬」の意味・読み・例文・類語 し‐じゅ【紫綬】 〘 名詞 〙① 印璽(いんじ)の紫色の組ひも。[初出の実例]「高閣藤花次第開、疑看紫綬向レ風廻」(出典:菅家文草(900頃)五・紫藤)[その他の文献]〔漢書‐百官表上〕② 勲章・褒章などをつる紫のひも。「紫綬褒章」[初出の実例]「緑綬紅綬紫綬、あり丈の褒賞頂かせ」(出典:風流仏(1889)〈幸田露伴〉四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「紫綬」の読み・字形・画数・意味 【紫綬】しじゆ 紫色の印綬。高官が佩びる。唐・〔西川の杜司空の鎮に赴くを送る〕詩 眉玄髮、ほ依然たり 紫綬金、五十年字通「紫」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報