紫蘇の実(読み)しそのみ

精選版 日本国語大辞典 「紫蘇の実」の意味・読み・例文・類語

しそ【紫蘇】 の 実(み)

  1. 種子の熟した果実を密に着けた紫蘇花穂花序)。秋に、穂ごと摘み、そのまま吸い口和え物にするほか佃煮、塩煎り、塩漬けなどとして保存食品とする。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「紫蘇の実をかますに入るる夕ま暮〈珍碩〉 親子ならびて月に物くふ〈珍碩〉」(出典:俳諧・ひさご(1690))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android