紫蘇の実(読み)しそのみ

精選版 日本国語大辞典 「紫蘇の実」の意味・読み・例文・類語

しそ【紫蘇】 の 実(み)

種子の熟した果実を密に着けた紫蘇花穂花序)。秋に、穂ごと摘み、そのまま吸い口和え物にするほか佃煮、塩煎り、塩漬けなどとして保存食品とする。《季・秋》
俳諧ひさご(1690)「紫蘇の実をかますに入るる夕ま暮〈珍碩〉 親子ならびて月に物くふ〈珍碩〉」

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