細瑾(読み)サイキン

デジタル大辞泉 「細瑾」の意味・読み・例文・類語

さい‐きん【細×瑾】

《「細謹」の誤記からできた語》少しきず。わずかな欠点、過ち。
大功を成す者は―を顧みずという」〈魯庵社会百面相
[類語]瑕疵瑕瑾

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精選版 日本国語大辞典 「細瑾」の意味・読み・例文・類語

さい‐きん【細瑾】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「細謹」の誤記から意味の転じたもの ) 小さなきず。わずかな過失
    1. [初出の実例]「大功は細瑾(サイキン)をかへり見ずと申が、人の譏(そしり)もかまはず遊里の遊び」(出典浄瑠璃仮名手本忠臣蔵(1748)七)

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