組合せる(読み)クミアワセル

デジタル大辞泉 「組合せる」の意味・読み・例文・類語

くみ‐あわ・せる〔‐あはせる〕【組(み)合(わ)せる】

[動サ下一][文]くみあは・す[サ下二]
二つ以上のものを取り合わせてひとまとまりにする。「何種類もの花を―・せた花束
競技勝負事などで戦う相手を決める。「力の接近したチームを―・せる」
からみ合わせたり交差させたりして、物をつなぎ合わせる。「材木十文字に―・せる」「指を―・せる」
[類語]組む組み立てる

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精選版 日本国語大辞典 「組合せる」の意味・読み・例文・類語

くみ‐あわ・せる‥あはせる【組合】

  1. 〘 他動詞 サ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]くみあは・す 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙
  2. からみ合わせたり、交差させたりしてつなぎ合わせる。
    1. [初出の実例]「千余艘がとも綱、へづなをくみあはせ」(出典:平家物語(13C前)八)
  3. 二つ以上のものを合わせて、一そろいのものとする。取り合わせる。
    1. [初出の実例]「一手の様にそなへをたて、くみあはせて、一戦のすべを執行たまふ」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品二七)
  4. スポーツなどで勝負を争う相手を決める。

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