絵堂ヶ坂(読み)えどがさか

日本歴史地名大系 「絵堂ヶ坂」の解説

絵堂ヶ坂
えどがさか

京街道で土師村最南の集落新町しんまちから長田おさだ村へ越す小峠(土師村との比高約三〇メートル)の西側斜面をいう。福知山近傍では一つの難所であった。

寛政十一年丹波国大絵図はこの地点一里塚を描き、「江戸ケサカ」また「土師ノ内」と記す。一里塚の跡は確認できない。

丹波志」に「土師村南ノ長山ノ西裏峰限、六人部ノ長田村ニ疆、道筋ハ絵堂坂ノ弐丁斗行ヲ左右ニ土居疆」とあり、文化三年(一八〇六)刊の「但州湯島道中独案内」には「絵堂が坂十王堂あり」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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