綏安(読み)すいあん

精選版 日本国語大辞典 「綏安」の意味・読み・例文・類語

すい‐あん【綏安】

  1. 〘 名詞 〙 安心していられるように世を鎮めること。綏靖(すいせい)
    1. [初出の実例]「綱紀を皇張し、億兆を綏安するを誓ふ」(出典:公議所日誌‐一〇・明治二年(1869)四月)
    2. [その他の文献]〔漢書‐宣帝紀〕

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普及版 字通 「綏安」の読み・字形・画数・意味

【綏安】すいあん

安んずる。〔三国志、呉、呉主伝〕(魏の文帝位に即き)策命して曰く、~今君に九錫(きうしやく)を加ふ。其れ(つつし)んで後命を聽け。君の東南を綏安し、江外を綱紀し、民夷業に安んずるを以て、攜貳(けいじ)(く)すること或(あ)る無(なか)れ。

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