綬鶏(読み)ジュケイ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「綬鶏」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐けい【綬鶏】

  1. 〘 名詞 〙 キジ科の鳥。全長六〇~七〇センチメートル。キジに近いが体はよく肥え尾も短い。体色は暗褐色で淡黄褐色の斑(ふ)がある。頭上に二本の青い肉角があり、顔は橙赤色の皮膚が裸出。繁殖期に、のどをふくらませるとそこの裸出した皮膚上の斑紋が綬を吐くようにみえるので吐綬鶏(とじゅけい)と呼ばれ、略して綬鶏となった。中国南東部の高山帯にすむ。中国西部からヒマラヤにかけてベニジュケイなど近縁種が四種分布する。ツノキジ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「綬鶏」の解説

綬鶏 (ジュケイ)

学名Tragopan caboti
動物。キジ科の鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android