綯い交ぜる(読み)ナイマゼル

デジタル大辞泉 「綯い交ぜる」の意味・読み・例文・類語

ない‐ま・ぜる〔なひ‐〕【×綯い交ぜる】

[動ザ下一][文]なひま・ず[ザ下二]
種々の色糸をより合わせてひもなどにする。「五色の糸を―・ぜる」
質の違うものをまぜ合わせる。「和洋中を―・ぜた料理」
[類語]混ぜるかき混ぜる混ぜ合わせる取り混ぜるかき回す扱き混ぜる混ずるまぜこぜ攪拌かくはんブレンドミックス

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「綯い交ぜる」の意味・読み・例文・類語

ない‐ま・ぜるなひ‥【綯交】

  1. 〘 他動詞 ザ下一段活用 〙
    [ 文語形 ]なひま・ず 〘 他動詞 ザ下二段活用 〙
  2. 種々の色糸をまぜて紐をなう。
    1. [初出の実例]「よりまぜ、ないまぜ、桜むすびの花かづら」(出典:浄瑠璃・賀古教信七墓廻(1714頃)桜祭文)
  3. 二つ以上のものを一つのものとしてまぜ合わせる。
    1. [初出の実例]「手は手同士足は足同士ないまぜて」(出典:雑俳・千枚分銅(1704))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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