網代智海(読み)アジロ チカイ

20世紀日本人名事典 「網代智海」の解説

網代 智海
アジロ チカイ

大正・昭和期の僧侶 真言宗室生寺派管長



生年
明治24(1891)年10月7日

没年
昭和44(1969)年3月17日

出生地
福島市

学歴〔年〕
豊山大研究科〔大正3年〕卒

経歴
権田雷斧師事真言密教の事相を修行。大正6年真浄院、昭和4年東京荘厳寺各住職。13年真言宗豊山派宗務長、事相専門道場長、16年同宗各派合同で庶務部長、大和長谷寺寺務長、21年再び豊山派宗務長、22年大和室生寺往職、24年総本山長谷寺化主同派管長に就任大僧正に叙せられた。この間、本寺末寺関係の廃止、宗内の改革、本山の興隆尽力。37年豊山派を離脱、39年真言宗室生寺派を設立、同派管長となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「網代智海」の解説

網代智海 あじろ-ちかい

1891-1969 大正-昭和時代の僧。
明治24年10月7日生まれ。権田雷斧(ごんだ-らいふ)にまなぶ。昭和22年奈良室生寺(むろうじ)住職,24年真言宗豊山(ぶさん)派管長,総本山長谷寺71世となる。37年豊山派から離脱,39年真言宗室生寺派を設立し管長となった。昭和44年3月17日死去。77歳。福島県出身。豊山大(現大正大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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