精選版 日本国語大辞典 「綾絹」の意味・読み・例文・類語 あや‐ぎぬ【綾絹】 〘 名詞 〙 綾織りの絹。また、それで作った衣服。あやけん。[初出の実例]「三笠山のふもとに勝負の地をしめ、土俵をつかせ、北は黄に南は青く東しろ、にしくれないの綾衣に、四本柱をよそほひて」(出典:浄瑠璃・井筒業平河内通(1720)五) あや‐けん【綾絹】 〘 名詞 〙 =あやぎぬ(綾絹)[初出の実例]「去(さる)太夫は、肌にあやけんの巾着はなさず」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例