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総合安保外交 そうごうあんぽがいこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

総合安保外交
そうごうあんぽがいこう

安全保障を軍事的側面のみならず,経済,文化,外交など多面的な要素を含むものととらえた上で,外交,とりわけ援助を中心にした外交を展開するという考え方。 1976年大平内閣によって打ち出され,鈴木内閣によって継承された。自衛隊の海外派兵は憲法上困難であるという認識に基づいた外交姿勢であったが,問題は紛争周辺国への経済援助が戦略的意味,すなわち狭義安全保障の側面を持つとしても,経済援助が軍事援助に取って代わることは不可能ということであった。しかし 90年のイラクのクウェート侵攻による湾岸戦争を契機に,92年6月には PKO協力法が成立,日本外交は新たな段階に進んだ。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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